GoToトラベルキャンペーンが使える今、いつもよりも高いホテルや旅行商品を予約している人が多いのではないでしょうか?
GoToキャンペーンを利用して旅行を予約したけど、旅行直前になって「やっぱり止めておこうか」となった場合、キャンセル料はどうなるのでしょうか?
GoToトラベルの割引適用後の旅行代金から何%と取消料がかかるのと、割引前の料金からキャンセル料が発生するのとでは大違いですよね。
そこで、GoToトラベルキャンペーンの旅行をキャンセルした場合のキャンセル料について調べてみました!
GoToトラベルの予約をキャンセルした場合
いくら楽しみにしていた旅行でも
- 直前に風邪をひいて熱をだした
- 体調不良になってしまった
- 身内に不幸があった
- コロナの感染者数増加で怖くなった
など様々な理由でキャンセルせざるを得ないこともありますよね。
GoToキャンペーンを使って旅行やホテルを予約したあとにキャンセルする場合、キャンセル料はGoToトラベルの割引適用前の代金に対してかかります。
つまり、直前でキャンセルをした場合、下手をすると旅行に行く以上にキャンセル料のほうが高くつく可能性があるということ。
いつもよりも高いホテルやパッケージツアーを予約している場合、これはかなりの痛手です。
言葉で説明してもわかりづらいので、具体例で見てみましょう。
GoToトラベルキャンペーン予約キャンセル料の具体例
例えば、大人2人で1泊2日の旅行を予約していたとします。
旅行開始日(宿泊日)は2020年12月31日、旅行代金は80,000円としましょう。
そこから、GoToトラベルの割引が最大の35%差し引かれます。
つまり、実際に支払ったのは52,000円ということになりますね。
そして、この場合、地域共通クーポンが旅行代金の15%分もらえます。
12,000円分の地域共通クーポンがもらえるため、旅行代金の実質半額の40,000円で旅行できる計算。
例えば利用した旅行会社が以下の取消料を設定していたとします。
キャンセルした日 | キャンセル料金 |
旅行開始の21日目以前 | 無料 |
20日前~8日前まで | 旅行代金の20% |
7日前~2日前まで | 旅行代金の30% |
旅行開始日の前日 | 旅行代金の40% |
旅行開始の当日 | 旅行代金の50% |
旅行開始後 または 無連絡不参加 | 旅行代金の100% |
これを上記の旅行に当てはめると次のようになります。
キャンセルした日 | キャンセル料金 |
~2020年12月10日(21日以前) | 無料 |
2020年12月11~23日(20~8日前) | 16,000円(20%) |
2020年12月24~29日(7~2日前) | 24,000円(30%) |
2020年12月30日(前日) | 32,000円(40%) |
2020年12月31日(当日) | 40,000円(50%) |
2020年12月31日(旅行開始後 または 無連絡不参加) | 80,000円(100%) |
つまり、今回の旅行で実質52,000円しか支払っていないにもかかわらず、旅行当日の旅行開始後にキャンセルをすると、旅行に参加しないのにも関わらず支払った額以上にキャンセル料がかかるということになります。
前日でも32,000円って・・・!余裕で1泊2食付きの温泉旅館に泊まれてしまう金額ですよね。
GoToトラベルの予約キャンセル料はキャンペーン割引適用前・後どっち?のまとめ
第3波到来で、これからますます増えそうな日本のコロナ感染者数。
2020年11月24日現在で、東京・大阪・北海道・愛知が感染拡大地域として挙げられています。
感染拡大地域への旅行を予約していた場合には、直前キャンセルした場合でもキャンセル料は無料になりそう(国が負担することになりそう)ですが、そうでない地域だといつキャンセルすべきか考えてしまいますよね。
せっかく旅行するのなら、感染症対策は万全にして楽しい旅行にしたいものです。
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